G15(ジーフィフティーン、英: Group of Fifteen)とは、開発途上国の17か国で構成されたグループ。1989年9月にユーゴスラビアのベオグラードで開催された、第9回非同盟諸国首脳会議において結成された。お互いの協力促進と、世界貿易機関や経済大国の集まりであるG7といった他の国際的機関に対抗することを目的としている。
概要
成長促進と繁栄という共通の目標を抱えた北アメリカ、南アメリカ、アフリカ、およびアジアの国々から構成されており、開発途上国の特に投資、貿易、技術の分野に焦点を合わせて相互協力している。G15の加盟国は17か国にまで増えたが、名称は変更されていない。
2010年の第14回首脳会議では首脳が半分も集まらないなど、近年では一体感の低下が指摘されている。2011年にはペルーがG15から脱退した。2012年の第15回首脳会議は、スリランカのコロンボにて開催された。
加盟国
- アフリカ
- ナイジェリア
- アルジェリア
- リビア
- セネガル
- ジンバブエ
- ケニア
- ラテンアメリカ
- ブラジル
- メキシコ
- ジャマイカ
- アルゼンチン
- ベネズエラ
- チリ
- アジア
- インドネシア
- イラン
- マレーシア
- スリランカ
- インド
G15首脳会議
脚注
関連項目
- G0 - G1 - G2 - G3 - G4 - G5 - G6 - G7 - G8 - G10 - G14 - G15 - G20 - G24 - G77
- グローバルサウス
- 第三世界
- 新興国
外部リンク
- Official Web Site
- 委員会、グループ、クラブへのガイド - IMF



