関廟区(グアンミアオ/かんびょう-く)は台南市の市轄区。
地理
関廟区は台南市の南端に位置し、北は新化区と、東は龍崎区と、西は帰仁区と、南は高雄市阿蓮区、田寮区とそれぞれ接している。嘉南平原と新化丘陵の境界に位置し、三面を高地で囲まれた地勢となっておる。郷内北部には塩水渓の支流である許県渓が流れ、南部は二層行渓が流れている。
歴史
関廟は古くは西拉雅族新港社の居住地であり、鄭氏政権時代より漢人の入植が進み、原住民は現在の龍崎区へと移住を余儀なくされた。1718年、原住民はこの地に「山西堂」を建立し関帝を祭るようになり、その一帯を「廟街仔」や「関帝廟街」と称するようになった。日本統治時代の1920年の台湾地方改制の際、「関廟庄」を設け台南州新豊郡の管轄とした。台湾の中華民国への編入後は台南県関廟郷に改められ、2010年12月25日に台南県が台南市に編入されたことに伴って関廟区となり、現在に至る。
経済
行政区
歴代区長
教育
国民中学
- 台南市立関廟国民中学
国民小学
交通
観光
- 山西宮
- 千仏山菩提寺
- 関廟森林公園
- 鉄線橋
- 大潭埤
- 方家宗祠
関連項目
- 台湾の行政区分




