グレナダの国章(グレナダのこくしょう)とは、1973年12月6日に制定されたグレナダの徽章のこと。

構成要素

  • 金の十字で四分割された赤と緑の盾。
  • 四分割された盾の左上と右下部分には、赤地に金の獅子。これはイギリスを象徴している。赤地に金の獅子はイングランドの紋章で、現在のイギリスの紋章にも使われている。右上と左下には緑地に金の三日月と百合。これはキリスト教への信仰の象徴。金の十字の上にはコロンブスの乗ったサンタ・マリア号が描かれている。
  • 盾持ちは左がアルマジロとトウモロコシ。右が国鳥のグレナダバトとバナナ。
  • 盾の上には金の兜。赤と白のリースの上の兜飾りは、ブーゲンビリアの花輪と七輪の薔薇。薔薇はグレナダの6郡と1属領区を象徴している。
  • 盾の下には大エタング湖の風景が広がっている。
  • リボンには“Ever Conscious of God We Aspire, Build and Advance as One People”「神の御心のままに、一人の民として打ち立て、進む。」

過去の国章

参考文献

  • 苅安望 『世界の国旗と国章大図鑑 三訂版』 平凡社 ISBN 978-4-582-40735-8
  • 印南博之『西洋紋章パヴィリオン その形や色に隠されたドラマ』 東京美術 ISBN 4-8087-0571-0

関連項目

  • 国章の一覧
  • グレナダの国旗

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『カリブ海の旅(8)セントルシアからグレナダ』セントジョージズ(グレナダ)の旅行記・ブログ by 幸ちゃんさん【フォートラベル】