ガトー・バスク(仏: gâteau basque、バスク語: etxeko bixkotxa / biskotx / pastiza、西: pastel vasco)は、フランス領バスクのラブール地方発祥の菓子。
特色
厚めに伸ばしたアーモンド入りのクッキー生地に、この地方の特産品でサクランボの一種のスリーズ・ノワールを入れ、ローブリュー(バスク十字)と呼ばれる飾りをつけて焼いた菓子である。スリーズ・ノワールの収穫時期が短い為、カスタードクリームをつめて焼いたものやスリーズ・ノワールのジャムを詰めたものもあるが、カスタードクリームを使う作り方は亜流とされる場合がある。クッキー生地の代わりに練りこみパイ生地を使うこともある。
関連項目
- バスクチーズケーキ - ガトー・バスクとは全く異なるケーキである。
- 17世紀にカンボ=レ=バンという町で生まれ、最初はとうもろこし粉とラードで作るクッキーであった。
- 「エグスキア」という1994年に設立されたガトー・バスクの保存と普及のための団体がある。
脚注




