安養寺(あんようじ)は、東京都武蔵野市にある真言宗豊山派の寺院。武蔵野吉祥七福神の寺社の一つである。
歴史
1624年(寛永元年)、布施弾正の開基である。弾正は後北条氏の家臣布施康貞の末裔である。武蔵国豊島郡谷原村(現・東京都練馬区)の長命寺の末寺であり、隣の武蔵野八幡宮の旧別当寺であった。
武蔵野市の文化財に指定されている梵鐘は、江戸時代の作といわれている。大晦日は除夜の鐘で多くの人でにぎわっている。
文化財
- 安養寺の梵鐘(武蔵野市指定文化財 昭和46年4月6日指定)
- 安養寺の甲辛(庚申)供養塔(武蔵野市指定文化財 昭和47年3月16日指定)
交通アクセス
- 吉祥寺駅より徒歩7分(経路案内)。
脚注
参考文献
- 段木一行 著『青梅・立川・三鷹・吉祥寺・武蔵野史跡散歩(武蔵野多摩史跡ガイド②)』学生社、1979年
関連項目




