札幌市役所(さっぽろしやくしょ)は、地方公共団体である札幌市の執行機関としての事務を行う施設(役所)である。職員数は14,305人(2013年4月1日)。
概要
- 1965年3月に閉校した中央創成小学校の旧校舎跡地に札幌オリンピック前年の1971年(昭和46年)に工事費約40億円をかけ完成した。独自の庁舎を持つ区役所、交通局、消防局、企業局を除いた札幌市の市長部局のほとんどが完成の際に本庁舎に移転し事務室を置くが、手狭なことから子ども未来局やスポーツ局など一部部局の事務室は近隣民間ビルの一部フロアを間借して事務室を置いている。
- 完成当時は札幌市で最も高いビルだった。
- 市役所庁舎の他、市内各区には区役所も設置されている。
アクセス
- JR札幌駅南口から徒歩15分。
- 地下鉄大通駅(南北線N07/東西線T09/東豊線H08)から徒歩1分。
- 地下鉄「31番出口」の向かい側に、市役所本庁舎前に出られるエスカレーターがあり。
業務時間
- 月曜日から金曜日の8時45分から17時15分(土曜日・日曜日・祝日・年末年始はお休み)
各階にある主な施設
地下1階は大食堂があり、職員はもちろん、多くの市民も利用している。1階は島義勇の銅像があり、ロビーではコンサートが毎月1回程度の割合で開催される。19階(最上階)は展望回廊となっており、市民も無料で入場することが可能(冬期間は閉鎖。また、悪天候で閉鎖することもある)。また、同じく19階にはかつて茶室があったが、現在は会議室等に改装されており、茶室があった面影はない。市民の間でもかつて市役所に茶室があったことはあまりよく知られていない。 1階南面には庭園が整備されている。
- 庁舎
区役所
札幌市内各区には下記の区役所が設置されている。
疑惑
2014年12月25日、札幌市は「アイヌ施策課の複数の職員が、アイヌに関する出版事業において、官製談合の疑いがある」と発表した。官製談合の疑いがあるのは、「札幌市アイヌ文化交流センターを紹介するパンフレット、アイヌ文様のタペストリーを紹介するパンフレット、市内の小学生に配布する人権啓発用のノート」の作成業務。2003年度から組織的に行われていたという。総額は約700万円。市は、複数の職員が認めたことを受け、北海道警察に相談した。
脚注
関連項目
- 石狩振興局
- 札幌市警察
- 札幌市消防局
- 札幌市交通局
- 札幌市水道局
- 札幌市教育委員会
外部リンク
- 札幌市
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