朴 鎭琇(パク・ジンス、1987年3月1日 - )は、韓国出身のプロサッカー選手。ポジションはMF。弟はサッカー選手の朴亨鎮。

人物

高麗大学校時代

2006年に高麗大学校に入学。2006年に韓国U-19代表でカタール国際ユーストーナメントに出場。2009年にユニバーシアード韓国代表に選出され、ウクライナ戦で1ゴールを挙げた。世代別代表では主にボランチを務めた。2010年2月に高麗大学校を卒業。

コンサドーレ札幌時代

2010年3月3日からJ2のコンサドーレ札幌の熊本キャンプに練習生として参加。当初は熊本キャンプ終了日である3月8日までの帯同予定であったが、クラブ側は潜在能力の高さから期間延長を打診し、練習期間が3月14日まで延長となった。その後コンサドーレ札幌の三上大勝強化部長は朴を戦力になると判断し、獲得を決定。コンサドーレ札幌は3月16日に朴と正式契約を結んだことを発表した。契約期間は2011年1月1日までと報道された。

コンサドーレ札幌でのJリーグ初出場は、2010年5月22日の徳島ヴォルティス戦であった。宮澤裕樹が前日の練習中に怪我をしたために出場が決まった。ボランチのポジションで先発し、後半23分に交代するまで中盤の守りで奮闘した。

この試合後、朴は「落ち着いてプレーできた部分はありましたが、(中略)もう少し積極的にプレーできればよかった」とコメントした。石崎信弘監督は「攻守ともまだまだ足りない」「判断早くボールを動かさなければいけない」と述べた。

2010年10月12日、Kリーグ入りを希望したため、本人とクラブ側双方合意の下で契約解除。

プレースタイル

技術、戦術理解度が高いボランチ。攻守両面にわたりハードワークできる身体能力もあわせ持つ。コンサドーレ札幌の三上大勝強化部長は朴を獲得する際、「ボールを激しく奪い、つなぐことができる」と言及し、「技術が素晴らしいし、体の強さもある」、「アグレッシブさはチームのプラスになる」、「ボランチでの技術やハードワークは、かなり可能性がある」と評価した。またコンサドーレ札幌の石崎信弘監督は、「展開力があるし、攻撃面でも目立っていた」と評価した。

所属クラブ

  • 2010年 - 同年10月 コンサドーレ札幌
  • 2011年 - 2012年 慶南FC
  • 2013年 - 2015年 忠州ヒュンメルFC
  • 2016年 - 昌原市庁サッカー団

個人成績

  • Jリーグ初出場 - 2010年5月22日 J2第14節 対徳島ヴォルティス (ポカリスエットスタジアム)

代表歴

  • 2006年 U-19韓国代表
  • 2009年 ユニバーシアード韓国代表

脚注

関連項目

  • 韓国のサッカー選手一覧
  • Jリーグの外国籍選手一覧
  • 北海道コンサドーレ札幌の選手一覧

外部リンク

  • 朴鎭琇 - Soccerway.com (英語)
  • 朴鎭琇 - FootballDatabase.eu (英語)
  • 朴鎭琇 - J.League Data Siteによる選手データ
  • 朴鎭琇 - K League (韓国語)

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